ニュースアプリが怒涛のCM合戦
すでにニュースアプリの戦場は、資金力による戦いへと突入しているのは広く知られていると思いますが、
お金を使っての広告(TV、AdSense、Twitter・Facebook広告などなど)に日夜資金を投入しています。
ニュースアプリのTVCMは3社目のはず…
Yahoo!も、ポータルアプリのほうでは打っていたっけ?(まぁ、おいておきます)
SmartNews → 力士
Antenna → ローラ
グノシー → ウルトラマン
TVCMの効果
グノシーの例で言うと、
TVCM一ヶ月余りで、1ヶ月余で利用者70万人増(180⇒250万人)。
5月22日の記事には、「400万ダウンロードがもうすぐみえてきました」。
7月9日の広告資料には、400万インストール超え、毎月50万以上のペースで増加の文字。
ニュースアプリ強者が見据える「未来」とは--主要4社が議論 - (page 2) - CNET Japan
Gunosyは3月から一気にテレビCMを放送し倍の規模に急成長した。木村氏によれば、3カ月で12億円を投入し、17本のCMを制作したそうで、広告代理店は「ドン引きしていた」(木村氏)という。
Antennaの例で言うと、
Antennaは「13年1月時点で利用者は20万人にすぎなかったが、現在は350万を超えている」とのことです
SmartNewsのTVCM
SmartNews(スマートニュース)TVCM(30秒) - YouTube
AntennaのTVCM
2篇 ローラ CM アンテナ 「指図されたいオンナ」「満たされないオンナ」 - YouTube
グノシーのTVCM
グノシー ウルトラマンCM 「プレゼン編」 - YouTube
主要ニュースアプリにあるニュース記事以外のコンテンツ
iOSランキングの上位に位置している主要ニュースアプリのニュース以外のコンテンツをチェックしてみました。
「日付、天気、占い、何の日?」でしょうか。「Yahoo!」のみニュースと言うより、ポータルアプリのため、他にも様々な機能がついています。
ニュースアプリにニュース以外のコンテンツ需要はどれぐらいあるのか未知数ですが、停電・注意報や警報などの情報はニュースとは独立してシステム化しておくのが良いのかもしれません。
あと、PCでは当たり前だった「検索」という機能は、ほんとうに失われつつ有りますね。
スマートフォン時代のニュースは、「探す」ではなく「出会う」でしょうか。
SmartNews
LINE NEWS
グノシー
Yahoo!
Yahoo!ニュース
ヤフー、モバイル端末のトップページデザインをテスト中
ヤフー、6年ぶりにトップページ刷新--スマデバで「ポータルの進化形」目指す - CNET Japan(2014年7月24日 08:00)
※リンク先に、新デザインをキャプチャした写真が掲載されている
- スマートデバイス版トップページを刷新
- タブレット版の新トップページはすでに7月3日から一部のユーザーに対して試験的に表示させていたが、7月23日にはスマートフォン版でも試験提供を開始
- 2014年内に、スマートフォンとタブレットの各ブラウザ版/アプリ版の計4つで新トップページを公開する計画。なお、PC版トップページのリニューアルは予定していない
新デザインのページを触っていないため、実際の所わかりませんが、写真などを大きく見せることでリッチ感を出しただけのように見えなくもないです。
触ってみたけど、まだ改良の余地ありそうですね。
新デザインを考える上で意識したのは「時間シェアを上げること」(野崎氏)。
新デザインのトップページは一見するとニュースが目立つが、「ストリームにさまざまなコンテンツを掲載することで、一般的なニュースサイトやニュースアプリのタイムラインなどとは異なるものを作ろうと考えている。ポータルを進化させたような形にしたい」(野崎氏)。
ヤフーって、「主」なのはどこなんでしょうかね? PC?スマートフォン版のブラウザ?それともスマートフォン版のアプリ?タブレット版?
ポータル・ニュース分野で圧倒的にトップを走っているために、すべてに力を入れているのでしょうか?ユーザーにとって、同じヤフーとしてもそれぞれ見え方が違うのは微妙なような気もしますが、実際のところどうなんでしょうか?
モバイル端末を利用しているユーザーにとって、アプリを切り替えることはPCでページを切り替えるほどの苦ではないと思っています。
そう考えると、適切な範囲でアプリを分けて機能を提供する戦略するのが良いと考えています。一つのアプリ内に様々な機能を盛り込むのは開発や管理を難しくさせます。
スマートフォン版のブラウザ/アプリをどのように同じようにするか、または割りきってしまうのか個人的には注目しています。
やっと、Web記事作成の自動化が進みはじめる
コンピューターに作成された記事はどのような質なんでしょうかね?
人間が読みやすいところまで持っていけるなら、導入したいですよね。
私は、この分野は文字だけではなく図や写真なども合わせて記事に表示させるまでいかないと、一般メディアに触れるユーザー層には届かないのではないかと思っています。
【NHKニュース】米メディア 記事もコンピューターが作成(7月20日 14時10分)
- AP通信社は、今月から企業の決算発表の記事を記者に代わってコンピュータープログラムが自動で作成する
- 四半期当たりおよそ300本だった記事の数がおよそ4400本に増やせる
- アメリカではほかにも、ロサンゼルスタイムズが地震の速報を自動で記事にするプログラムを導入
- AP通信編集長「記者の人員を減らすことが目的ではない。自動化によって単純な記事の作成から解放され、より重要な記事に集中できるようになるので記者にとってもメリットが大きい」
【WirelessWire News】AP通信、決算記事作成に自動化技術導入へ(7月2日)
【Growth Seed】ロボット時代到来で記事作成も自動化される!?(7月10日)
- ただのデータの寄せ集め記事かと思われるかもしれませんが、テンプレートにただ穴埋めするわけではなく、原稿の切り口を決めてから文章が書かれ、人間の書いたものとほとんど見分けがつかないものとなるそうです
記者が完全に要らなくなるとか、NHKのタイトルから読み取れそうな記事ですが、それは誤りです。
「企業の決算発表」「地震の速報」「スポーツ分野」などをコンピューターによる記事の自動生成に切り替えるニュースです。
たしかに、災害情報などスピードが求められる部類の記事です。最初の一報を人間がわざわざ作成していては一分一秒を争うWebメディアでは遅いので合理的でしょう。